いつも腰がピンとして姿勢がいいねと友人からいわれることの多かった過去のある私ですが、昔から腰痛持ちでもありました。
◆腰痛は遺伝ではない
親も腰痛持ちだったため、腰痛は遺伝だから仕方ない、と今思えばありえない考えのもと、仕方ないことだとある意味受け入れていました。
実際、20代前半でぎっくり腰のような状態になって困ったことはありましたが、遺伝だから仕方ないか、というあきらめの境地で自分の腰と付き合っていました。
ただ、体のことについて学んだ後は、腰痛は決して遺伝ではなく、友人から姿勢がいいと褒められていた”そり腰”になってしまう体のバランスこそが腰痛の原因を作り出していたのだと気づきました。
◆反り腰は仰向けに寝ると腰が浮いてしまう
反り腰は、無駄に腰を反ってしまっている状態なので、寝るときも腰の部分が床に着かず浮いてしまいます。そのため、人によっては仰向けに寝ることが辛いので、横向きやうつ伏せで寝ることの方が多いかもしれません。
実際に私自身も、そり腰が改善される前は仰向けに寝ても腰が床から浮いてしまい、どうあがいても腰を床につけることができませんでした。
また、仰向けに寝ようとするとなんとなく息苦しい感じがしてしまい、割とうつ伏せで寝ていることが多かった記憶があります。
◆長年の反り腰は、単に腰だけの問題ではなくなっている
どうやら自分は姿勢がいいわけではなく、単に反り腰だったのだと気づいた後は、普通の状態に戻したいと思うことでしょう。
しかし、長年に渡り、ピンと反ってしまっている腰を本来の位置に戻そうと頑張っても、腰だけでなんとかしようとしても難しいことの方が多いです。
長い年月をかけて、もう腰だけの問題ではなくなってしまっているのです。
このことは、実際に正しいと言われる姿勢をとろうとしてみればわかります。
長い間反り腰の姿勢を取り続けていた人は、正しい姿勢はこんな姿勢といわれても、その姿勢をとることさえできない人が多いのではないでしょうか。
◆全身は繋がっている*腰と足、足と頭もぜんぶで一つ*
体は、反り腰に限らず、足首や顎など体のどこかのバランスが崩れると、その崩れた状態にあわせて全身でバランスを取り始めます。
バランスの崩れた状態をそのままにしておくと、少しづつ他の部分にもその影響が及び、少しづつ、気づかないうちに全身のバランスが崩れはじめます。
バランスが崩れた体は、見た目や痛みだけではなく、全身の不調へと繋がることがあります。
そり腰は見た目にはいい姿勢に見えたとしても、バランスが崩れた状態であり体の働きにとってはよくありません。
腰は痛いし、生理痛はひどいし、気づくと風邪をひいてもいつまでも治らない、いつも全身の疲れが抜けないなどのさまざまな不調症状が現れる可能性があります。
◆反り腰を改善させることは可能です
特に怪我をしたなどの原因は思い当たらず、”気づいたらそり腰だった”という場合、長年かけて作り上げられたそり腰を正しい状態に改善していくことは、それなりに時間はかかりますが可能だと思います。
もちろん、長年のそり腰から正しい姿勢がとれる状態になるにはやはり時間はかかりますが、そり腰が改善していくにつれて腰痛の程度も改善していきます。
正しい姿勢をとりやすくなっていきますし、その過程で、病気ではない不調がある場合はその改善も期待されます。
”腰痛”は遺伝ではないですし、”病気ではない不調”ならば改善が期待できます。
仕方ないとあきらめる必要はありません。
◆反り腰も不調も改善しない理由は、その大元の原因を知らないからかも
反り腰に限らず、病気ではない原因不明の不調を改善することができない理由の一つに、私達は、大人になっても体のことを意外と知らない、という事があげられるのではないかと思います。
たとえば私は昔、慢性的になんとなく腰がもやもやする(腰痛)のは遺伝だから仕方ないことだと何も考えずに受け入れてしまっていましたが、体の構造や働きを理解するうちに、腰痛も肩こりも遺伝なんかじゃない、と思えるようになっていきました。
遺伝だから、の一言で自分を納得させてしまうことは、腰がもやもやしたらテニスボールに乗ったりして永遠にその場しのぎすればいい、という、何も考えなくていい受け身的で、ある意味簡単な方法に見えるかもしれません。
しかし、そのまま自分をだましだまし月日を重ねてしまうことで、将来的に取り返しのつかないことにつながってしまうかもしれません。
たとえば反り腰は腰だけの問題にとどまらず、全身のバランス崩れを引き起こす原因になってしまい、最終的には、そり腰による腰痛だけでなくそのほかの不調症状も引き起こしてしまう可能性だってあるのです。
◆不調症状は全身のバランスが崩れていることによる現象の一つにすぎない
このように、腰に限らず、体にあらわれている不調をなんとなくごまかしながら長い年月ほうっておくと、取り返しのつかないことが引き起こされるてしまう可能性もあります。
かつての私が遺伝と思い込まず、なぜ腰痛になっているのか、病気ではないのになぜ不調が続くのか、をしっかり考えて行動していたら、生理痛や慢性的に抜けない疲労感など、全身のバランスが崩れていたことが原因によるこれらの症状を長期間にわたり経験することなくいられたのかもしれません。
体について学んだ今だから言えるのは、病気ではないのに体調が悪い場合は体のバランスが崩れている可能性が高いということです。
病気ではない、原因不明の慢性的な疲労感や不調、繰り返す便秘や下痢、喉の違和感、肩や首、背中のいたみ、病気ではない頭痛なをなんとかしたいけれどどうしたらいいか、どこへ行ったら改善できるのわからない。
これはかつての私の心の叫びですが、同じようになんとかしたいと思っている方、病気ではない今ある症状を「仕方ない」とあきらめる前にぜひ一度ご相談ください。
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