股関節と膝(や体のその他の部分)の関係を「シーツ」でたとえてみる
それはたとえば、
ピンと張ったシーツの一部をつまみ上げると、
シーツ上に
「山」と「山のすその」
のような形状ができます。
「山」が股関節、
で
「すその」が体のその他の部分
です。
股関節の痛み(シーツ山の形成)
が問題だからといって
シーツ山を手でつぶしたとしても
元々の、
「ピンと張ったシーツ」の状態
に戻ることはありません。
シーツ山をどんなに強くつぶしたとしても、
「すその」だった頃の名残は、
すじ状にシーツの上に残ります。
「シーツ上に残るすじ」とは、
体でいうと、
股関節以外の、
「体のその他の部分にかかっている負荷」
のことです。
シーツ山をつぶせば
シーツ上にすじは残り、
元のピンと張ったシーツの状態には戻りませんが、
シーツは自分で動きませんので
そのまま放っておいても
シーツのしわが増えることはありません。
でも、
人は、
体は、
動きます。
股関節の痛みだけ
を何とかしても、
シーツ山でいうすそのの「しわ」は、
形を変えながら
体全体に広がっていく可能性があります。
なので、
「今ある痛みだけを軽くしたい」
という方には山をつぶすことだけを目的に調整しますが、
それ以外の方には、
今ある痛みが軽くなった後に、
シーツ山の形成でできてしまったすそのである
「シーツのしわ」
も伸ばすことをおすすめします。
