「股関節が痛くなって放っておいたら
数日後には膝まで痛くなってきた」
という人が調整を受けにいらっしゃいました。
なぜ、
痛かった場所以外のところが痛くなるのかというと、
股関節の痛みをかばった体の使い方をするからです。
股関節が痛いのでなるべく使わないようにすると、
代わりに動かなければいけなくなることが比較的多いのは
膝
です。
つまり、
股関節に問題が生じると一番負担がかかりやすいのは
(必ずしもそうだとは言い切れませんが)
膝であることが多いです。
とはいえ、
負担がかかっているのは膝だけということではありません。
膝は、
体の構造上たまたま負担がかかりやすい部分
なので最初に痛みが出てきましたが、
そのまま何もせずに放置し続けたとしたならば、
足も、
腰も、
骨盤も、
背中も、
首も、
頭も、
「股関節の不調」が原因の負担は、
少しづつかもしれませんが
体のあらゆる部分でかかり続けます。
体のあらゆる部分でかかり続けている負担は
痛みや違和感などの症状として体に現れることはしばらく先ですので、
多くの人には
「股関節の不調」が原因の負担が
体の他の部分にかかっている
という自覚はありません。
ちなみに、
自覚があるのは、
プロのスポーツ選手のように
体の状態がパフォーマンスに直結するような人たちです。
(多分)
なのでそういう人たちは
体のメンテナンスを常に欠かさずおこなっているのだと思います。
原因不明の痛み、違和感、不調が現れてくる原因
股関節の痛み
という
体にとっての違和感を
・放置しても
・放置しなくても
すでに
股関節は
「痛み」という体にとっては非常事態を引き起こしています。
つまり、
放置しなかったとしても
(体にとっては何もしないよりは良いですが)
股関節の痛みだけを軽くすることを目的とした対応をしただけでは、
「股関節の不調」が原因の負担は、
少しづつとはいえ、
体のあらゆる部分でかかり続けていますので、
忘れたころに
股関節ではない部分、
今まで痛くなったことがない部分、
原因として思い当たることが全くない部分、
つまり、
「身に覚えのない新たな部分」
で痛みや違和感、体の不調などが発生する可能性があります。
これが、
原因不明の不調症状である体の痛みや違和感などが、
「何が原因かわからないけど突然現れてきた」
と感じる原因の一つです。
