◆悪い姿勢の癖がついた体
悪い姿勢の癖はいろいろありますが、代表的なものの一つとして、
猫背(ねこぜ)
があります。
猫背になると、猫背の本人はそれほど気にならないかもしれませんが、綺麗にメイクして、おしゃれな服に身を包んでいても、後ろ姿がもったいないことになっている場合があります。
もちろん見た目の問題だけでなく、内臓などの体の働きにも影響が現れてしまいます。
当院ですすめている<きれいな姿勢ができる体づくり>では、姿勢などの見ため的にも、内臓などの体の働きなどにもいい影響をもたらします。
◆猫背の人に現れやすい症状
猫背のように背中を丸めた姿勢だと、下記のような体の異変を感じることが多くなるかもしれません。
・胸を開きにくい、胸を張りにくい
・首や肩がいつもつらい(慢性的な首・肩こり、など)
・背中の痛み、違和感
・慢性的な頭痛(病気と診断されない)
・内臓が圧迫され気味
・呼吸が浅くなる(深呼吸しづらい)、など
このように、特に上半身部分に何らかの不調などが現れやすくなります。
他にも、全身のバランスや、内臓の働きなどにも影響が現れることがあります。
◆全身のバランス(筋肉や骨など)にかかわること
筋肉や骨などは全身を構成しているため、猫背が原因で、頭や足などの全身のバランスが崩れてしまう可能性があります。
たとえば、
- 猫背で体のバランスがかたよることで筋肉の使い方にかたよりが出ることでふくらはぎに痛みが出たり、
- 筋肉の使い方にかたよりが出ることで体のバランスがかたよることなどもあります。
※体の浅い部分や体幹の筋肉がバランスよく使われず、委縮してしまったり使いすぎてしまったりします。
普段の生活の中でも、
カバンの持ち方や、パソコン操作、満員電車、立ち方、座り方、テレビの位置、などあらゆる場面で体のバランスが崩れる可能性があります。
スポーツなどで体をきたえようとする時でも、
猫背のような体のバランスが悪い状態で筋トレなどをおこなった場合、
上半身の筋肉だけではなく、下半身も含め全体的に筋肉のバランスが悪くきたえられてしまう、というちょっともったいないことになります。
◆体の働き(内臓など)にかかわること
体の構造(筋肉や骨などによりつくられる)以外に、内臓の働きの低下による問題として現れる可能性のある症状でいえば、
- 食べ物の消化吸収力が低下
- 基礎代謝も含め代謝が低下してしまう可能性や、
ひどくなってしまうと、
- 慢性的な疲労感、倦怠感、集中力の低下、
などが現れる可能性などもあります。
◆体のバランス崩れは体の不調を引き起こしやすい
このように、猫背をはじめ、
ストレートネック、
丸腰、
そり腰など、
いわゆる体のバランスの崩れた悪い姿勢が癖になっている体は、筋肉がバランスよく鍛えづらい体であるだけでなく、代謝の悪い体、不調にもなりやすい体であるともいえます。
